6th,
Annual International Conference of I*Earn
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I*EARN Orillas Center
University of Puerto Rico
Río Piedras Campus
College of Education
San Juan, Puerto Rico
July 11 to 17, 1999
I*EARN国際会議 |
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Puerto Rico Report 4 : [1] [2] [3] [5] [6]
7月15日
プエルトリコ大学図書館の一室がI*EARN各プロジェクトの全作品マガジン展示場となっていました。つまり送られてくる作品をプロジェクト提案校が一冊の本にして、全参加校に配布し、各国からの作品を全員が分ちあうようになっています。
その中に”Clickity Click Let's Knit!”があり、そのマガジンには編みあがってカンボジアへ送られた多くの羊毛スカーフの写真とともに、参加校の先生や生徒のコメントが載せられていました。飾り付けをしていた先生が、その一冊をなんとか日本からの参加校に届けて欲しいと言われます。
「OK」と返事はしたものの、よく聞いてみると学校名も先生の名前も勿論、住所・電話番号・メールアドレスも分からない。マガジンを繰ってみて”Waku Waku Club”Masako とありました。これだけがヒントです。
一冊を託っています。どなたか分かりましたら是非ご一報下さい。
レポート3で,アジア色が出てきた第6回と書きました。
5日目の今日は第6回の特長として3つの事を加えたいと思います。
その一つは、昨年まで朝から夕方までびっしりとあったワークショップが、モーニングセッションでは無くなりました。その代わりI*EARNファミリーの一体感や教育の原点・変革を問う多くのプログラムが午前の部に組まれています。
二つ目は、I*EARN Youth(中学校・高等生)との合同プログラムが増えて、そういう時のステージはこれら若者に圧倒的に支配されて、しかも悔しいことに感動させられるのです。
3つ目は、かなりの参加教師が膝にラップトップを乗せて、ノートパソコンが彼等の道具として定着してきている様子です。今回,日本から参加された岡本先生もI*EARNのデイリーニュースを、その日のうちにご自身のHPに写真と共に載せておられます。動画・音声も取り込んでおられます。プエルトリコの映像とサウンドを見て聞いて下さい。
URL:http://k-image.com
午前の部:
まずI*EARNユースサミット参加生が、I*EARNプロジェクトに関わった自分の体験を各自語ってくれました。イスラエルからの参加生が、
"My teacher said Peace cannot be created in the Middle East. But
I came to believe Peace can be created, when I saw Jewish girl and
Arabic girl made good friends." と言っていました。
講演がありました。Keynote Speakerは、作家のPhillip Hooseという人です。
"It's Our World, Too!: Stories of Young People Who are Making a Difference"
Components:
* Young people in History
* Stories of Young Activities
Taking a Stand
Reaching Out to Others
Healing the Earth
Creating a Safer Future
* Tools for Young Activish
Kids have: Energy,Idealism, Power of being Underestimated,
School and Each Other, Power
of technology
Ten tools for change:
Write a letter
Use a Petition to educator
Speak out
Use the Media
Raise Funds
Boycott
Lobby
Elect Good Public Officials
Protest or Demonstrate
Negotiate
その後は彼の紹介で、I*EARNユースのインド・ウガンダ・NY・中国などの少年・少女が一人一人ステージに上がって、自分の経験した
"Youth Make a Difference"を語ってくれました。彼等の話術にも恐れ入りますが、その内容に涙を拭き拭き、聞き入りました。そして思うのですがどうして日本の生徒が、ここに一人も居ないのだろう。。。
<TIJ高木>
Puerto Rico Report 5
7月14日
Hospitality and Community Service Day
Orillas の先生達の手により、この一日は遠足日となった。
12のコースに分かれていて、前日に各自が希望コースにサインアップしていた。各グループは1ー2人の地元先生によって案内されるスクールバス旅行である。私は山を巡りビーチへ下りるコースを選び、初めてのカリブ海に仰向けに浮かんだ。
7月15日
午前の部:Youth Day
リポート4で書いたように、教師達の第6回I*EARNと並行して開催されている第3回I*EARN Youth Summitと合同でのプログラムである。
午後の部:ワークショップー1
Engaged discovers:Helping students construct knowledge with technology
Induccion:Una vision integradora, desarrollo profesional continuo de los
maestros
Successful project implementation methodologies in the classroom
Internet related projects at schools in Slovak Reublic
Distance subject learning
Proyecto RedEs
Project work as a way of learning about medern communication technologies
New Web Tools for I*EARN: testing and training session
Schools online video initiative
Atlas Internacional Colaborativo
Youth Summit
ワークショップー2
Colouring our culture
Ivolving I*EARN project works into curriculum of telecollaboration:
Professional development for teachers
with limited technology
Sharing the labors of telecollaboration
Bitantart 98-99 Viaje virtual a La Antartida
The Power of computer mediated communications as a tool
for multicultural awakenings
Youth environmental camp in Tatry National Park
Fun techniques in the teaching of English as a second language
including telecommunica-tion
Proyecto "Mi Lugar"
New Web Tools for I*EARN:testing and training session
Schools Online video initiative
Youth Summit
私はワークショップ1では、Distance Subject Learningに参加した。
時間途中からの参加でしたので、充分理解できたと言えません。一つは、”eGroup”というMLの紹介のようでした。もう一件は、Netmeetingのチャットとホワイトボードを使った数学で、”Golden Ratio”が例になっていました。予定では実際にパタゴニアとリンクする筈で、私もそれに惹かれて参加したのですが、出来ませんでした。
ワークショップ2は、”Colouring the Culture”を選びました。前日からすっかり意気投合したJoanne(AU)のワークショップで、
昨年の”Global Art and Writing Project”を更に進めたものという説明でした。Joanneのクラスがレフジー問題にどう意識をし始め、これは皆のコンサーンであることに気づき、絵画やそれに寄せる言葉を書く事で、身近な捉え方を始めたという話に続き、
ウガンダからの2人のリチャード先生が、彼等のクラスがレフジーキャンプを訪問し、絵画で気持ちを表わし、レフジーキャンプの子供達と関わっていく様子が、実にさわやかな英語と態度で発表されました。
2冊のプロジェクトマガジンをリチャード先生から貰ったのですが、ルワンダからウガンダに逃げてリフジーキャンプにいる子供達が、
目の前で起こった両親兄弟虐殺のトラウマを少しずつ癒していくというプロジェクトの子供達が書いた文面を読んでいくと、新聞などの情報を超えたインパクトがあります。またリチャードのクラスの関わり方は、お金や品物を上げるというのではなく、訪問し言葉を交わし、絵画や文で互いに理解を深め、リフジーキャンプの孤児の孤独や絶望感を和らげているようです。
<TIJ高木>
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