Puerto Rico Report 6 : [1] [2] [3] [4] [5]
7月16日
本日帰国される方が目立ち、朝のカフェテリアは、いささか寂しい感じがしました。
同行した杉野由布子<スクールオンライン・ジャパン>さんとコンピュータセンターに出かけ、メールのチェックをし、深い緑に包まれたキャンパス内を二人で、いとおしむように散策しました。彼女とは、滞在しているホテルでの初対面なのに、同じ日本人だという理由で、まるで遠い昔からの知り合いのように、サンファンでの最後の夜を盛り上げる最良のパートナーとなりました。
午前の部
9:00〜12:00
Cuarta Plenaria/Fourth Plenary Anfiteatro/Amphitheater #1
A)Technologies of liberation
ARS Consultants and the Thornburg
Center for Professional Developement
Norma Godoy,Brazil
B)Future Projects-Session 1
I*EARN Youthの中学生・高校生がどういう意識で動き、具体的に何をしたいのか。PRUの司会でメインホールはいっぱいとなり、歓声と拍手の嵐の中を中学生・高校生が自分の思いを語った。しかしここにも日本のこどもたちはいない。おなじアジアの中国のYouthは堂々と英語で熱弁しているのに。大学のキャンパスには、旧型のトヨタやホンダの車が並び、参加者の持参しているカメラはどれもこれもmade
in Japanなのに。不思議なことです。
午後の部
1:45〜3:00p.m
First Concurrent Workshops Session
私はLeaping languages barriers through music
and cultural arts<USA>のワークショップに参加した。カルチャーの違いを音楽と映像でとらえ、CD-ROMにアップし、異文化交流をはたそうとするプロジェクトでした。タイ・USAの国々のもつ素朴な感じが映像と音声で優しく紹介されていました。現在の日本を紹介する音楽ってなんだっけと、ふと思いました。
3:15〜4:30p.m
Second Concurrent Workshops Session
6:00〜6:30p.m
Paseo de La Princesa,Viejo San Juan
7:00pm〜11:00pm
Activity "Noche Puertorriquena"
12:05 Transfer to Housing
<お別れパーティー>は、大学の外、old
San Juanの華やかな会場で行われました。
夕暮れどき、浜辺沿いにある、風になびく椰子の木が見渡されるローケーション。カラフルな街並みをみて歩くだけでも、リッチな気分になれるのに、大会でお世話になったPRUのかたがたのおもてなしで、情熱的な音楽とダンスに魅了され、スパニッシュなお料理とアルコールで、パーティーは熱く熱く盛り上がり、深夜まで続きました。その夜のスケッチを<動画と音声>でご覧ください。
最後に、来年<中国でお会いしましょう>とそれぞれに別れを告げました。 グラシアス!!
<岡本和子>
7月17日
8:00
昨晩のさよならパーティの疲れのためか、(なんと、バスがホテルに到着したのは午前1時!!・・・それでも皆の元気なこと・・・)
単にプエルトリコ・タイムのためか、UPR行きのバスは午前8時に出発。
昨日よりもいっそう人が減って、本当にお別れなんだと、ますます寂しく感じる。朝食の後、全員で写真撮影。何十ものカメラで入れ替わり立ち代わり、楽しい雰囲気の中での撮影会となりました。
10:30−Future Projects Session
今後行われる、新しいプロジェクトの紹介と、参加の呼びかけがありました。
またその後、I*EARNのハートの部分を築いたと言われるDaniel氏(故人)作詞の曲を皆で歌いました。
・Forklore Project
・Teachers (future teachers)
・Have we a spare planet?
・Youth Volunteerism and Services
・Myths and Legends
・My Sound of Music
・Living in a Multicultural Environment
・Recycle
・Atlas International Cooperation
・Solar Cooking
・War and Peace
・Ports Project
−Announcement About the Next I*EARN
来年は北京で開催されるそうです。
その後、Closing Activitiesで閉会の挨拶があり、モンゴルの女性Undrahabuyanより絵画が贈呈されました。
11:30-Artistic Activity
プエルトリコの歌と踊りを披露して頂き、それに合わせて、また数名がダンスを楽しみました。
12:30-Lunch
写真撮影やプレゼント交換などで別れを惜しんだ後、また会える日を願って、それぞれが出発致しました。
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以上、本当に簡単にですが、最終日の報告をさせて頂きました。
ここからは私の個人的な感想です。
実は今回のカンファレンスへの参加は、私にとって初めての海外でした。
行く前には様々な不安−−人種の違いや言葉に厚い、厚い「壁」を感じるのではないか、等−−
があったのですが、到着したとたんにそんなものは吹き飛んでしまいました。
I*EARNではそんなものを感じる必要はなく、みながまさに”Family”!!
私もその一員になれたことを、本当に、本当に嬉しく思いました。
世界中の教員やコーディネーターや子どもたちが一ヶ所に集まって共に時間を共有する−−もちろん時間だけではなく、各国の状況をも共有し合う−−、なんと書けばいいのか分かりませんが、こんなにすばらしいことはないと感じました。
そしてそれと同時に日本の先生方や生徒たちの参加が少ないこと、また自分の英語力の低さを非常に残念に思いました。
来年は北京で開催されるとのこと。せっかくのアジアでの開催です。
こんなにすばらしいカンファレンス、少しでも多くの日本の方々に肌で感じて頂きたいなと、痛切に感じた私でした。
<スクールズオンライン・ジャパン事務局 杉野由布子>
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